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鈴子部録

子無しひきこもり専業主婦☆鈴子の日常(生存)記録&超初心者のセルフジェルネイル♪ ※やっと趣味ができました(笑)

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母としょうこと屋根裏

しょうこ


実家のしょうこ」がいなくなった。


昨日の夜、母から連絡が入る。


よく、脱走するではあったが

飯時にはきちんと帰ってくる、ちゃっかりもんだ。



今回もいつものように、玄関ドアを10cm程開けて

帰ってくるのを待っていた。



だが、

いつまでたっても帰ってこない。

母は心配になり、近所を歩き回ってみた。



名前を呼びながら、時に手を叩き、

何度も同じ場所を探し回った。



うちのは、もともと家



にするつもりはない。

だが、奴は外が好きなようだ。


小さいうちから脱走魔のしょうこさん。

たまに、田んぼに落ちて帰ってくることもあった。

ドロドロのまま家に上がり込んで、

奴は平気で寝転がる。

私や母がご立腹なのもまったく関係ねぇ〜

超マイペースな様だ。

誰にでも媚びを売り、

可愛い可愛いと言われ慣れてる

生意気野郎。

目つきは悪いが、愛嬌がある為、

我が家を訪れる客人には大人気だ。

子供は苦手だが、

いなくなればすぐによってくる。


そして私が実家に帰ると、

必ず懐いてくる可愛いニャンコ♪




・・・・のはずだったが、奴も女。

最近は鈴夫にべったりだ。


(ふんっ、昔の恩を忘れおって・・・)





そんなうちの

ばったもんアメショーのしょうこさんが、

いなくなって丸1日が経っていた。




母は、心配で心配で夜も眠れない。

しょうこがいなくなって2日目の昼時、

仏間で花を活けていると、

ギギギッギギギッ

と、床のきしむ音がする。

うちの実家は築50年以上は経ってる家。



所々、ガタがきていて、

床が浮いている危険地帯がかなりある。

(実は玄関前の洋間は、

床が抜けて、父が落ちたこともある)





だが、思った。


自分しかいないのに、誰がいるというのだ。


この床のきしむような音は上から聞こえてくる。





屋根裏だっ!!







※我が家は平屋造り。

2階部分は屋根裏になり、急勾配の階段を昇って入ることができます。






母は屋根裏に行ってみた。


するとあの音が、

ここから聞こえてくるということが、はっきりとわかった。


暗闇の中を懐中電灯で照らしてみる。








そして母は思ったことだろう。

たぶん、ココにしょうこがいるんだ。

いるはずだ、と。






大きな声で読んでみた。


しょうこっ、しょうこっ」


ギギギッという音が止まった。


もう一度、

しょうこしょうこっ」


すると、

ドタンと大きな音がした。




母はこの天井に張り巡らされている床が不安定なことを知っていた。



まったくの鳴き声は聞こえないのだが、


絶対しょうこはここにいると何故かこのとき確信したらしい・・

でも姿はまったく見えない。



我が家の屋根裏に入って気づいたことだが、

部屋によって、天井の高さが違っているのだ。

一段低くなっている部屋には、

暗くて奥まで懐中電灯を当てることができない。





母は必死だった。







何としてでも、あの音がした場所まで行きたい。









だが、立って行くには危険すぎる。

重力が1点にあつまって床が抜けるかも知れない。




だったら、寝そべって行ってみようと母は思った。




そこらじゅう埃まみれの屋根裏で、

母は片手に懐中電灯、

もう片方の手に何故か落ちてた長ホウキを持って

少しずつ少しずつ進んで行った。






どれくらい時間が経ったのだろうか。




近づけば近づくほど聞こえてくる音。




ミシッ

ミシミシッ





1段下がったこの場所は、

いろんなものがひしめき合っていた。


これは何が入っていたの?と思えるほど、

大きな木製の入れ物。

その横には、竹でできたザル。

そしてその横にはビニールハウスでも作るのか?的な

何十にもまかれたビニールロール。


これを見て母は思った。


そうかっ、これは今は亡き姑の畑用具だ、

こんなとこにしまってあったのか。


そんなことを思いながらも、

例の付近に辿りついた。





そこには、

すのこのような板が4つ立てかけてあった。

よくみると・・・・2ヵ所程の空洞を発見。

懐中電灯でよく隅々まで照らしてみると、










そこに、










行方不明のしょうこがいたのだ。










しょうこの姿はところどころ埃とクモの巣まみれ。


もちろん、今の母も同様。





しょうこは4つのすのこらしき板に挟まって、

出てこれないようだった。


でも、なんらかの抵抗はしたのだろう。

木片が散らばっているようだ。

噛みついたような跡もある。






「あんた、何やってんの?!」

「ニャーぐらい云いなさいよっ!!」

「もう、ほんとにこんなところで・・・」

「心配するじゃないのっ」




母は、安心したのかそんなことを言いながら

すのこに手をかけた。






ガタンっ




ヤバイっ!! 


すのこはもろかった。

少し力を入れただけで崩れていく・・・・


母は動けなくなっているしょうこに気をつけながら、

少しずつ少しずつ、板を剥がしていった。




そして、やっとしょうこに辿りつき、


「さぁっおいでっ」


と手をだすと、














すーーっと


何事もなかったように、


出口へと走っていった・・・
















手を伸ばしたままの母、





















ポツンと独り。























母、がっくし。










「あんにゃろぉっ(怒)」


















母曰く、




「私があんなに苦労して、

怖い思いをして助けてやったのに、

何事もなかったように、

すっーーーと行ってしまうのよ、

それってどう思う?

こんなこと、信じられる?」







散々、愚痴を一通り言って、


最後に


「とまぁ、そんなことがあった訳だけど、

とりあえず見つかってよかったよ。」



と言って、電話を切られた。










おかん、お疲れ。






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| 鈴子のお気楽な日常 | 14:05 | comments:24 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

リンゴさま

>鈴夫さんも、
>女性(猫だけど)に甘えられて、
>悪い気はしないでしょうね〜。

いや・・・猫毛がついて若干迷惑気味(笑)
身内(私の家族)よりも、最近は他の人にくっついていきます。
匂いかな?それとも、身内に飽きた?
好奇心旺盛なのもいいが、
また厄介な場所にハマったりしないで欲しいものだ。

| ☆鈴子☆ | 2008/09/04 10:02 | URL |

茶柱さま

>しょうこさんというエレガントなお名前も
>素敵です。

これはですね・・・実は最近結婚した、
元Winkの翔子ちゃんからとったものです。
(兄がその時代に好きだったことから)
うちの猫の名前は代々しょうこ。
ちなみに現在5代目です(笑)
なぜか猫はしょうこ、犬はバロンに統一されてます。

| ☆鈴子☆ | 2008/09/04 09:57 | URL |

ヘタレくんこさま

>屋根裏って魅力を感じます!
>屋根裏部屋って未知な空間じゃないですか?

そうねぇ〜
文字にすると魅力的よね。
でも我が家の屋根裏は、ちょっとしたお化け屋敷よ。
一度見学にいらっしゃる?
きっとスリル感たっぷりよん♪

| ☆鈴子☆ | 2008/09/04 09:46 | URL |

桜子さま

>しょうこさんが見つかって良かったのと
>お母さん、落ちなくて良かった(。・ω・。)ゞ ポリポリ

見つかったことより、
落ちなくてよかった安堵感のほうが高いかも。

最高2日半帰ってこなかった時がありました。
体に異常はなかったようですが、
その時ばかりは母から離れなかったしょうこさん。
捨てられたと思ったのだろうか?
でも、学習しない奴です(苦笑)

| ☆鈴子☆ | 2008/09/04 09:43 | URL |

マコトさま

>想像力をかきたてる描写がウマ〜い!

ありがとうございますっ。
そんなお褒めの言葉を頂けるなんて思ってませんでした。
いつもいつも自分の文章に疑問を持っていただけに、
うれしい気持ちでいっぱいです。

褒めて伸びるタイプですので、
今後ともどうぞよろしくお願いします(笑)

| ☆鈴子☆ | 2008/09/04 09:38 | URL |

ばんびさま

>まあ 無事に助け出したから
>良かったということで。。。

はい、無事で何よりです。
もし天井が抜け落ちたら大惨事!!
それが一番気がかりだった母。

| ☆鈴子☆ | 2008/09/04 09:31 | URL |

maekumiさま

>丸1日そこにいたのなら
>オナカすいてたのかもねぇ。

そうでしょうねぇ・・・
でも薄情ですよね、うちの猫。

母はしょうこに水と餌を与えたあと、
身体中の埃やクモの巣をしょうこと一緒に風呂場で洗い流し、
しょうこに散々抵抗され腕に傷を負い、
フテ寝したそうです。

| ☆鈴子☆ | 2008/09/04 09:28 | URL |

M/F ARTさま

猫を飼ってたんですね。
真っ黒い猫はあまり良いイメージを持たれない人が多いのですが、
私は最初から黒猫が大好きでした。
佇まいが絵になるんですよね♪
骨格や肉付きだってそれぞれ違う個性を持ってるはずなのに、
黒猫に限っては、すべてにおいて、THE猫、
KING OF 猫、というイメージがあります(笑)
最近では実家に帰らないと猫に遭遇しないので、
猫欠乏症気味です。

| ☆鈴子☆ | 2008/09/04 09:23 | URL |

てけてんさま

>家猫が帰ってこないって本当に心配ですもんね。

そうなんですよね。

水が嫌いなうちの猫は、
雨の日に外に出ることはありませんでした。
でも毎日雨が続くと、ストレスがたまるのか・・・
一瞬のスキをついて逃げ出すこともしばしばありました(汗)
今回はそんなタイミングだったものですから、、、
家の中で行方不明だとは
まったく母は思っていなかったようです。

| ☆鈴子☆ | 2008/09/04 09:16 | URL |

saraさま

>うちもね
>アメショーのばったもん猫いますから^^;
>見た目もしょうこちゃんに似てますよー

わおっ!! 偶然ですね。
骨太ですか?顔でかいですか?腹タプタプですか?

我が家のしょうこは、
貰った時はホンマもんのアメショーだと思ってました。
ですが時が経つにつれ、
あのアメショー独特の縞模様がなんだか怪しくなってきて・・・
これは、もしや、ばったもん???
みたいな(笑)
そりゃぁ、タダ(無料)なはずだわねぇ?

| ☆鈴子☆ | 2008/09/04 09:11 | URL |

小梅さま

>でも、お母様に怪我がなくて何よりです。

そうですね。
灯りは小さな懐中電灯のみ。
そんな暗い視野でよく果敢にも探し当てたよ。
母、アッパレ!!と思って聞いてましたが、
やっぱりオチがつくのね(汗)
さすがうちの猫・・・と思いましたよ。

| ☆鈴子☆ | 2008/09/04 09:05 | URL |

ニノさま

>「飼い主なんだからあたりめーじゃん」

まさにソレに近いものがあったと思います。
母の話を聞きながら、
何事もなかったように走り去るしょうこの姿が、
目に浮かびました。

| ☆鈴子☆ | 2008/09/04 09:01 | URL |

何はともあれ、
無事で良かったですね。

>・・・・のはずだったが、奴も女。
最近は鈴夫にべったりだ。

猫ってそうなの?
鈴夫さんも、
女性(猫だけど)に甘えられて、
悪い気はしないでしょうね〜。
ごろにゃん。

| リンゴ | 2008/09/03 18:06 | URL |

ドキドキ

ドキドキしました。

しょうこさんとお母さまの温かいお話。
鈴子さんの文章力に引き込まれました。

無事でよかった〜〜〜。

しょうこさんというエレガントなお名前も
素適です。

| 茶柱 | 2008/09/03 11:57 | URL | ≫ EDIT

鈴子さんお久しぶりでっすw
いつもROMでごめんなさい(笑)
やっと暇が少しできたので久しぶりのコメントを
残していこうと思いますよww

屋根裏って魅力を感じます!
屋根裏部屋って未知な空間じゃないですか?
でも、くもの巣と埃だらけ・・・確かに怖い
でもしょうこさんがみつかって良かったですね。

| ヘタレくんこ | 2008/09/03 11:44 | URL | ≫ EDIT

\_ヘヘ(´ε`il| )カチャカチャ【オヒサ通信】
久しぶりにPCから見てテンプレ模様替え〜♪

スリル感たっぷりの救出劇にドキドキはらはら(;・∀・)
しょうこさんが見つかって良かったのと
お母さん、落ちなくて良かった(。・ω・。)ゞ ポリポリ

| 桜子 | 2008/09/03 11:14 | URL | ≫ EDIT

鈴子ちゃん

小説家になれるね。
文才あるよ、うん。
想像力をかきたてる描写がウマ〜い!
おかんを残したままさっさと消えるところなんぞは
いかにも猫らしいね。
しかししょうこちゃん、お腹ペコペコだったろうね。

| マコト | 2008/09/03 07:48 | URL | ≫ EDIT

それは それは。。。
まあ 無事に助け出したから
良かったということで。。。
ハハハ^^;
☆⌒d(*^ー゚)b

| ばんび | 2008/09/02 23:54 | URL |

その取り残されたお母様の姿を想像すると‥
やっぱりオカシイ。
丸1日そこにいたのなら
オナカすいてたのかもねぇ。

しょうこちゃんもお母様の無事で
良かった♪

| maekumi | 2008/09/02 21:38 | URL |

しかしまあ、結果はどうあれ見つかって良かったですね

ウチも昔猫がいたのですが、その中でも真っ黒くてデカイ雄猫がいて、そいつは近所の最強の大地主(笑
一度縄張りの見張りに出かけると1週間は帰って来ず、見回り中に家族の人間が発見しても威嚇するという気迫でもって、近所に君臨しておりました
ウチへ帰れば、まだ小さかった私を下に見ていたらしく、廊下に寝そべって、私が廊下を通ろうとすれば恐怖の猫踊りです(汗

そでも何故かにくめないヤツで可愛かったのですが、知らないうちにウチから消えてしまいました
きっとライバルと戦って名誉の戦死をしたのでしょうが、ふと
そんな記憶が蘇ってきました

| M/F ART | 2008/09/02 21:20 | URL |

しょうこちゃんが見つかってよかった・・・
家猫が帰ってこないって本当に心配ですもんね。
お母さん、お疲れ様でした。

| てけてん | 2008/09/02 20:40 | URL |

猫ですね〜〜〜〜
やっぱり家の中、しかも屋根裏っていうのも
猫よね〜〜〜^^

お母さんの心配と見つけた安堵感と
猫だから・・・っていうちょっと腹立つけど許しちゃう気持ち
わかりますぅ

うちもね
アメショーのばったもん猫いますから^^;
見た目もしょうこちゃんに似てますよー

うちのは恩を無視する家猫みゅうです。。。

| sara | 2008/09/02 20:12 | URL |

お母様、お疲れ様でしたm(__)m
救出劇、私もドキドキしながら読みました。
何かに巻き込まれたのではないか・・・と。

しかし、しょうこはさすがですね。せっかくお母様が手を伸ばして助けようとしているのに、あっさりと出口へ行くなんて・・・
でも、お母様に怪我がなくて何よりです。

| 小梅 | 2008/09/02 15:36 | URL |

お母様の”しょうこ”救出劇。
ドキドキしながら読みました。
しょうこ、無事に出てこられて良かったですね。
お母様の命がけの救出にも、
「飼い主なんだからあたりめーじゃん」
と、思っていたかどうかはわかりませんが
そんなクールな振る舞いも猫の魅力の一つですよ。
お母様にお怪我などなかったでしょうか?
しょうこよりもお母様が心配な私です。

| ニノ | 2008/09/02 14:22 | URL |














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